「真理の御霊」

最後の審判(次元上昇)を超えるために1999年からひふみともこさんに下ろされている神示をお伝えします

私たちには「知る義務」と「知る権利」、そして「行動する責任」がある

 

「私たちは一体である」という認識がなければ、相違というものは警戒や恐怖、敵意、暴力などの原因であるとして理解することになる。これまでの数千年にわたる人間の歴史がそれを証明している。それは人類の今の現状を見れば一目瞭然であり、宗教や民族、国家などの相違による敵対行為や不信は世界中に満ち満ちており、戦争とその後の痕跡に限りない被害をもたらしている。相違と分裂の意識は捨て去られるべきであり、そうしない限りは平和はあり得ない。

 


 人類は今、岐路に立っている。
それは無知と戦争、衝突によって地球とその住人を破壊し続けるのか、それとも霊的啓発と社会的成熟に到達し、そこから全人類は本来一つであるという認識に至るかの、そのどちらかである。そうでない限り、強大なテクノロジーは依然として、無知と迷信、対立にのめり込んだ人々の手の中にあり続ける外はない。

 


慈悲の本当の源泉である”ひとつ”の状態は、今の人類のこうした現状とは両立し得ない。釈迦が言ったように、ひとつであることを悟るならば、他人に危害を加えることは不可能なのだ。すでに述べた私のETとの出会いのような経験を通して、受ける刺激は同じであっても、恐怖の余り凍りついてしまう人もいるかもしれない。私はその後多くの体験をしたが、以前に臨死体験をしていたことから恐怖心を持たずに済んだ。しかし死というものは存在しないものなのに、なぜ怖れるのだろうか?

 


地球外文明やETに関する偽情報が製作されている

 


地球外文明の問題のすべてをめぐって、巨大で巧妙な偽情報作戦が存在することを理解するのは極めて大切である。一般社会に流される情報や映像などの少なくとも90パーセントは、大衆に恐怖心を呼び起こさせる意図のために、宇宙人のすべてに敵意を抱かせるために行なわれているのだ。そうしたETやUFOなどを扱った映画やテレビ番組、出版物などは次の点を立証している。つまりあのような駄作を人々が信じるようになると、アメリカでは誰もが、真夜中に家から誘拐されて拷問にかけられている、という考えが社会通念になる。しかもそれはまったく真実ではないにもかかわらず、しかし恐怖と戦慄は彼らにとって利益になるのだ。

 


そして実際に、見せかけのUFO/ET事件を捏造している闇のグループが存在しており、彼らが操作する内密の準軍事行動のあることを私たちは知っている。これは憶測ではない。そして実際にETと遭遇したという幻想を作り出すために、人々を故意に「誘拐する」チームに参加した多数の軍事関係者を、私はインタビューしたのだ。彼らは無所属であり、したがって確かな証言が得られる人々だ。

 


”UFO産業”なるものの中に、数億ドル規模に及ぶ誘拐サブカルチャーなる独特の文化があり、富と権力がらみの関係者たちからその資金が提供されている。(そうした人々の中には米国産業を牛耳る者たちと手を組んだ、ヨーロッパのある王族たちも含まれている)公表すべき誘拐ストーリーは、彼らによってきわめて慎重に選ばれる。もしそこへ、私が経験したようなETとの遭遇の話が持ち込まれるなら、ドアから追い出されてしまうだろう。

 


つまり彼らは、恐怖のストーリーだけを選びたいのだ。
だから心理的扇動を作り出そうとする準軍事行動によって、彼らが準備したET遭遇を信じ込まされた人々の話だけを選択する。こうして人間とETとの間を裂き、分離させる種を蒔くことで、この先ずっとこうした”スター・ウォーズ”に必要な支出を支持するのだろう。

 


これは、ある「人々」を別の「人々」に対立させる時に用いられる周到な計画の一部である。つまり対立させるためには、相手が脅威であることを理解させ、仮想の”敵”を悪魔のように思わせる必要がある。だから出版物や映画、テレビなどによるUFO/ET情報のほとんどが、諜報や心理作戦、偽情報に関わる人々によって、特定の意図的な効果を生み出すために計画されたものなのだ。(略)

 


”ETによる誘拐”の演出

 


こうした情報は、こうしたことに関わっている組織内部の多数の軍関係者をインタヴューした結果から得たものである。このプログラムは、少なくとも1950年代から、未だに進行中であるとはっきり聞かされた。この作戦には、”模造宇宙船”と呼ばれる装置が使われており、ロッキード・マーチンノースロップ、SAIC、Eシステム、EG&G、ミットル・コーポレーション、その他のメンバーで構成された企業連合によって製造されている。これらは人造の反重力装置で、その他の強力な電子武器システムやプログラム生命形態(PLF)とともに、少なくとも1950年代から使用されてきた。

 


PLFは生物学的な人工生命形態であり、いわゆる”グレイ”に非常によく似せてつくられている。つまり、彼らは遠い宇宙から来ているわけではない。これらは2、3の施設で製造されており、その1つはニュー・メキシコ州ドゥルセに近い辺鄙な土地の片隅にある。これは偽りの”エイリアンの脅威”を捏造するための共同作業に他ならない。仮に誰かが筋の違う話をし始めると、その人はブラック・リストに載せられ、以後公共でも、出版することも、その他あらゆるルートを通してその話を伝えることが不可能になる。

 


一方で映画「インディペンデンス・デイ」や、まことしやかな誘拐物語と同じような怖ろしい話を捏造する人たちには、出版や映画化に際して高額の金が支払われる。だから初めからそのように仕組まれていることは疑いようがない。彼ら権力者たちの意図するところは、恐怖に満ちた切迫した物語を大衆意識に植え付け、真実を隠蔽してしまうことにある。

 


私はかつて、米国とヨーロッパの誘拐カルトに資金を提供している人たちに会ったことがある。それは擬似誘拐事件を行なっていた軍関係者のインタビューとは別に、ヨーロッパの王族の他ならぬ「直系」から、こうした企てに資金援助をしていると個人的に聞かされたのだ。彼によると、”邪悪なエイリアン”の存在を知らせて、戦わねばならぬことを世界に知らせるために、恐慌状態を引き起こすような話が出版される必要がある、というのが彼の理由であった。

 

彼は次のようなことまで話してくれた。
アダムとイブ以来、地上のあらゆる大問題は、こうした悪魔のようなETたちの陰謀のせいだと彼は信じている。彼はまた、オプス・デイ(カトリック修道会)の主な資金提供者でもあった。オプス・デイとはヴァチカンのきわどい右翼グループであり、この組織内部の秘密の個室で彼らはそうしたプログラム工作に携わっているという。

 


こうした恐怖のストーリーに関わるある有名な作家への援助を打ち切ったのは、彼の作るものには切迫感が欠けていたからだという。つまり彼らスポンサーが望むのは、最高度に戦慄的な恐怖の筋書きだけを一般社会へ流布することなのだ!

 


宗教的”狂信”

 


陰の米国政府の内部に、本格的な終末論者のグループがある。
それは世界の終末という強迫観念に取り憑かれた人たちであり、キリストの再来を早めるために、環境の大変動とエイリアンの大襲来による世界の終わりを見届けたいと望んでいる! 彼らの方針としては、キリストの再来が起こるためには、世界は惨憺たる状態に陥る必要があり、そのゴールのための好機到来を実現させたいというのだ。

これは正真正銘の狂気という外はない。
これほど度を越した偽信仰に狂信、巨大権力と結びついたカルト的秘密主義であれば、その結果が常軌を逸したとんでもないものであることは当然予想できる。文明が霊性から遠ざかれば遠ざかるほど、その文明はいっそう暴力的になる。ここで私が言っているのは、宗教性というよりも真正なる霊性のことである。そして今日”宗教”として通っているもののほとんどは、宗教の本来の趣旨を歪めた人工的仕掛けに過ぎない。

 


人類は今、こうした混乱した過渡期にあるが、その危険な落とし穴についてETたちは気づいている。そこで人類を幼少期から成人へ向けた成長期にあると考えると、私たちは未だ長引いた青春期にあり、混沌と反抗の中でまだ足がかりを見出してはいない。しかも不幸なことに私たちの中には、手榴弾を我が物にして、そのピンに手をかけているような未成年者もいる。

 


こうした人類と世界の現状を冷静に見るならば、そして地球外文明からの目を通して見る時、地球人類に対して憂慮する理由がわかるだろう。そのようなわけで、いくつかの人間たちの企てや、宇宙を軍事基地にしようとしてきた試みが、ETたちによってその芽を摘み取られたのであるがその理由も理解するのに難くない。(私たちはこれが実際に起こったことを、情報開示プロジェクトの多数にのぼる証人の証言によって知っている)

 


(闇の政府の連中たちは)こうしたETの行為を敵対行為と見なすのであるが、しかしそれは敵対行為ではなく、慈悲という啓発行為だと私は考える。彼らETたちは、人間のすることが他の宇宙世界に対しても脅威になり得ることを知っている。しかも人間のテクノロジーは、霊的および社会的進化を置き去りにして進み、その結果、宇宙において私たちを危険な存在に仕立て上げてしまったのだ。

 


私たちが生きているこの時代に重大なことが起きるだろう。
そうした事態が起きるまで時間はそれほど残されてはいない。人類の退歩的な振る舞いからすればそれは当然のことであり、しかもきわめて重大な結果を充分回避できるほど、人類は実際に方向転換してはこなかった。自分の理解とコントロールを超えるものは何でもけなしてしまう私たちの傾きに、とてつもないテクノロジーが結びつくと、非常に危険な事態が起きる。

 


そこでこれらの地球外文明は、非常に綿密に地球を監視している。多数にのぼる軍関係の証人が、UFOによる監視について私に詳細に話したのだと確信している。ETたちは、大陸間弾道ミサイル地下格納庫や武器貯蔵施設、兵器製造工場、宇宙ロケットの打ち上げ、大陸間弾道ミサイル発射などを監視しており、こういった武器が使用されてはならないことを明確に知らせておきたいために、人間の行動を見張っているのだ。もし私たちが完全にコントロールを失うとすれば、最悪のシナリオの展開となるのを食い止めるために、彼らは介入してくるだろう。

 

私たちには「知る義務」と「知る権利」、そして「行動する責任」がある

 


人類が地球に負わせた重荷を取り去らないならば、地球が代わってその重荷を自ら清算しなければならない時点に近づいている。地球を正常に戻せる時間は、あと1世代か2世代ほどしか残されてはいない。私たちが今歩んでいるこの道が、後50年持ちこたえられるならまことに意外というほかはない。

 


UFOと先進エネルギー・システムに関わる極秘プロジェクトの関係者数人から、1990年に私に連絡があった。彼らは、私の初期の論文の一つを読んでいた。それは”一つ”であることの概念と私たちの文明、宇宙意識の経験、宇宙の人々について書かれたものだ。私にコンタクトしてきた人たちは、こうした情報を彼らと共有することの重要性を強調した。彼らは中央情報局(CIA)、ロッキードマクドネル・ダグラス、その他類似の組織に属していた。そして私は主として、こうした組織の人々を対象にしてそれを書いたのである。

 

ほとんどの大衆というものは、ただ平和な暮らしを望んでいる。
しかし精神を深く病んだような暴力的で支配欲の強い、ごく少数の人間がいる。そしてこの凶暴な一握りのグループの利益になるべく、憎しみと争いの炎は絶えずこれまで点火されて燃え続けてきた。しかし今、一般的な大衆に数えられる人々は、こうした情報について是非とも知る必要がある。なぜならその人々には知る義務と知る権利、そして行動する責任があるからだ。そして自らの意志を用いることによって、このような隠れた人々による最悪の虐待を抑制することができる。

 


そこで、これまで私が机に向かって何かを書くときは、私の話にもっとも興味を持つ人々に焦点を合わせてきた。しかし地球上のほとんどの人々は、ただ他人と平和に暮らし、文化の多様性を楽しみ、テクノロジーを利用し、進歩し、子どもを育て、大学へ入れ、ただ素敵で楽しい人生を送ることを望んでいるようだ。世界人口の99パーセントが「ナイアガラの滝の綱渡り」を喜んでいるわけではない。後ろ向きな見方や考え方をする人は比較的少ないとは言え、そういう人たちは常にバックミラーを見ており、それが未来だと思い違いをしている。だから私たちに課せられた仕事は、彼らの頭を前へ向けさせ、前方を見させることだった。

 

これらの強大な権力を持つ産業や軍部、宗教に関わる人々の善導は可能であると、判断することは大切だ。ETたちが人類に警告を発してきた過去50年間を私たちは浪費し、50年間を私たちは無頓着に過ごしてしまった。今、私たちは耳を傾け、行動する必要に迫られている。こうした隠れた(闇の)プロジェクトを操作する人々は、意識を持つ存在であるゆえに教育されることが可能であり、学んだり成長したり、こうした情報を得たり、時期を逃すことなく彼らの枠組みを変えることもできるのだ。

だから敵意と緊張を生み出すよりも、私たち自身の瞑想と祈りのうちに、彼らの変容と啓発を求めよう。



HIDDEN TRUTH FORBIDDEN KNOWLEDGE (原書のタイトル)
『UFOテクノロジー隠蔽工作』 スティーヴン・グリア著 めるくまーる

                         抜粋