「真理の御霊」

最後の審判(次元上昇)を超えるために1999年からひふみともこさんに下ろされている神示をお伝えします

神から人へ ◎人間が持っている汚れ(けがれ)◎

 

神から人へ。

神から人へ、教えて残せよ。多少なるとも。

残さぬ教えは間違いのみの、偽り宗教、汚れしことばの、

人の心をかどわかす、甘言ばかりの戯言のみなり。

さにて本日何を問いたし。

 

 

(人間が作られた時にすでに持っていた汚れ、つまり人類

全てが持っている汚れまた、生まれたときに持って生まれ、

行によって禊がれる汚れについてもお教え下さい。)

では答えん。汚れ(けがれ)というは、人の全ての、

生まれ落ちなんその前からの、現世、前世、前々世、

この世に人の生まれしときより、人類全てが

身につけしもの。

それぞれ個々に異なれど、前世、来世とつながるなれば、

人は己の生のあるうちに、積み越し過ち(あやまち)

罪科(つみとが)を、まずは償う(つぐなう)、そが務め。

さにて残せし罪科が、来世に汚れと持ち越されん。

あるいはまた、現世に課されし神のみ役を、怠り怠けて

神を忘れ、物質文明に心奪われ、神のお邪魔をせし者も、

同じ汚れを残すものなり。

始めの汚れは禊がれど、新たに作りし罪科あり。

神を信じぬ心の汚れ、そが最大の汚れならん。

神を信じぬことの罪は、己の生を賜りし恩、

この世に生きて長らう事の、何に感謝を捧ぐべきかを

忘れ、高ぶる傲慢(ごうまん)不遜。

神への感謝をあとにして、物質文明、金銭に、

感謝し執着、目をくらませり。何ゆえ曇りを深めるや。

神を失い、迷いし目には、何も見えぬや。

心の汚れを恐れよ、人よ。

体を損なうことのみ気使い、心をなくしてよきものかは。

許されし、行をば打ち捨てて、禁じられし業のみ喜ぶ。

逆さまならずや。神の心に適う(かなう)こと、易きことなれ、

振り向きもせで、あだに求むる、汚れの道を。

金銭、富が、さほどに尊く、ありがたかるや、至高のものか。

神の与える恵みを見忘れ、肉体のみの快楽に、

魂捨てしか、交換せしか。神の嘆きは、汚れにあらず。

心の弱き人間たちの、哀れな末路を憂うるばかり。

神の作りし、始めの清き、無垢なる魂、そを懐かしむ。

汚れを浄める、そもまた行なれ、この世にあるうち、

よく働けよ。さにて償え、己の汚れを。

 

 

あの世の禊ぎにては、神のみ役も果たされぬなり。

この世に積みし汚れ罪科、そもまた禊ぎは充分ならず。

再度生まれて、試されざれば、いかに人は昇華すべきや。

前世来生と汚れは残り、軽くなる者、幸いなるらん。

多くは貯めて、さらに増やして同じ過ち、繰り返しぬる。

いかに禊ぎて、浄めども、神との縁を結べぬ限りは、

汚れは消えざる。減りもせぬ。なれば神とのご縁を結びて、

神のみ役を果たせることこそ人には至高の幸いならずや。

神のことばを解し得る者、神の光を受ける者は、さらに喜び働けよ。

 

 

人の全ての努力と、一人一人の努力にて、

汚れし罪も浄められ、残る汚れもわずかとなるらん。

苦しき道にも光はあるらん。憩い与える木陰もあるらん。

神への感謝を忘るな、人よ。そのみが救われ、助かる道なり。

神への祈りを怠るなかれ。

己の汚れを浄める上にも、さらなる昇華を賜るためなれ。

神は人へと託せしを。この世に楽園作れよと。

この世に神の国立てよ、神の住む国、降りる地なれと。

なれど汚れは蔓延しぬる。

人の欲望、執着、増悪。それらがはびこり、行き渡りぬる。

神の降り得ぬ地となれば、人は浄めよ、祈りの言葉で、

光で、文字で、音で、絵で。 

 

 

神の許せし人の救いは、ただひたすらに神との縁を結び、

神への感謝を甦らすこと。そのみが人の可能な行い。

あとは委ねよ、神の御心。

おのが慢心狂信は、かえりて邪魔なり。妨げなれば。

神にも救えぬ魂あれば、そもまたやむなし。仕方なし。

汚れは体の奥底から、魂、心を蝕む(むしばむ)ように、

知らずに汚してゆくものなれば、人はよくよく精進されよ。

誰も汚れはあるものなれば、なしと思いしそのときこそ、

己を戒め(いましめ)、気を引き締めよ。

さにて汚れも取れやすく、神とのご縁も強まらん。

汚れなき心ほど、素直に信じる心となるらん。

汚れを認めて向き合えわば、恐ろしくもなし、心の垢なれ。

うまずたゆまず、浄めればよし。そのためなれよ、人生は。

 

 

汚れの深く曇りし者にも、いかに結ぶか、神とのご縁を。

禊ぎと奇跡と共に見て、尚信じぬが、人の心よ。

神の仕組みを素直に観じて、人知の限界、

無駄なあがきを、やめし時こそ、悟りを得なん。

浄めて浄めず、禊ぎて禊げず、

人間心の解釈ならば、いつまで待ちても低き行い。

無欲になりて行いし時、真の昇華は許されぬるを。

さにてこれより、さらに高めよ。神への信と、感謝の念を。

謙虚に向かえよ己のみ役に。おごり、不遜は、厳に戒め、

素直に無心に、一途に行え。さにて。





神の声を伝える人
ひふみともこさん著書 「神誥記」より抜粋
ひふみともこさんHP 
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