神から人へ ◎何故神は、人を作られたのか◎
神から人へ。
神から人へ、伝え教えて答えしことの、多くを理解し、肚に収めて、
その後さらに行を高めよ。さにて神は許されて、さらなるみ役を、
与えて禊(みそ)がん。さにて本日、聞きたきことは何なる。
(神様はなぜ、人を作り、人に神の国を作らせようとなさるのですか)
そもまた難く、答え難きぞ。神のご意図の真(まこと)の奥は、人にも霊にも、
神々にも、ス神の神意は、測り得ぬ。なれど答えん、神のご意図を。
我らも知り得ぬ神の神意を。
神は人を我が子のように、初めに作りて御霊(みたま)分けしが、神には人は、
自らの分身、片身、御霊ならずや。さにて神は、御自(おんみずか)らが、
作れぬ物質、欲望与えて、人に作らせ、繁栄させて、神のご意図の理想世界を、
神の国には作れぬ物質、富を作らせ、物の繁栄、成長望まる。
人には人の役目あらば、神の世界に欠けたるものも、人の人知に及ばぬものが、
あらば人にと、望まれぬるや。恐らく神は、人への望みを、さなる物質、
生物、自然、あらゆる物を発達させんと、さなる望みを持たれしか。
物の繁栄、発達は、神の神知や、み力により、容易に作りて生み出せなん。
なれど神にも、願いのありき。人を作りしそのときに、人を神の分身とせん。
人を地上に降ろさせて、そこにて物質 繁栄させんと。
なればこそ、神は人を神に近づけ、神の似姿、そのままに、御霊も分けて、
備えられき。神のご意図を推し量りなば、我らも神意は、未知なれど、
ただひたすらに、感謝報恩。
神のご意図を疑わず、人を導き、救う 歓び。神のおかげのなかりせば、
人も生まれず、霊界もなく、宇宙は一つの広大無辺。
神の願いを汲み取りて、今ある生を全うさせよ。この世を作り、人を作り、
自然を作り、生命作り、すべてが働く原理を与えて、一つ一つの繁栄を、
一大生命の発達を、神は望みて始めしを。
今、人は神意を知らん、解かんとすよりも、 まずは願えよ、己の昇華を。
人は神にはなれぬもの。神意を知りても、何も変わらず。何も作れず、
何も興(おこ)せず。なれば感謝と祈りのみ、神に捧げて、 神意に近づけ。
人知に頼り、学にたのむも、神のご意図は永久(とわ)に分からず。
さなる徒労の愚行はやめて、今ある世界に、神意を求めよ。あらゆる現象、
自然、物質、生命、宇宙、ありとある、神の神意を顕す全てを、受け入れ、
交わり、一体となれ。人のみ外れて秀でんとして、神に働く傲慢(ごうまん)
直せよ。今ある世界の向上と、さらなる発展祈るとき、自ずと見えなん、
現れん。神の神意も、生の奥義も。
頭で先に分からんとする、愚かな人知に、微塵(みじん)の価値なし。
神の声を伝える人
ひふみともこさん著書「神誥記」より抜粋
ひふみともこさんHP
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大神神社 狭井神社 三輪山の巫女「真理の 御霊」
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