「真理の御霊」

最後の審判(次元上昇)を超えるために1999年からひふみともこさんに下ろされている神示をお伝えします

神から人へ ◎心の病・体の病について◎

 

 

(心の病についてお教えください。体の病との違いについてもお教え下さい) 

体の病と心の病、その違いとは小さきもの。体の病は目に見えるもの。

なれば人は容易に治し、癒すを信じて、医学は発達。なれど真の原因は、

体の病も心の病。全ての病の大本は、心にあるなり。魂にあり。魂汚れて、

曇りを増さば、神は病を与えらる。さにて気付きの機会となして、心の浄めを

進めんとさる。なれど心の病には、見えるものあり、見えざるもあり。

見えぬ心の病とは、金銭物質、そに執着し、人を苦しめ害を及ぼし、

さにてもさらに求めんとする。さなる心の持ち主なれば、見かけは正常、

健康なれども、心の汚れの病は進み、直す治療も難しかるらん。

見えぬ心の病の者は、体の病に現るもあり、人間関係に出るもあり。

なればその者は、そこから汲み取り、悟るべし。 

 

 

れど心の病にも、見える病もあらざるや。そ神経症なり、精神病なり、

さまざま病名つけらるるとも、全ては己の心の汚れ。つまらぬ悩みや苦しみに、

こだわり関わる、低さなれば。なれば心を強め高めて、清く保つが治療の全て。

たとえ健康、正常なるとも、心の健康、測るは難し。心の高さや清さを測る、

尺度ものさしあらざれば。なれど容易にわかる術(すべ)あり。その者の内に

感謝と帰依の、真の信仰あるやなしや。そにて心の健康測られ、心の汚れも

自ずと表る。心の病を持ちし者は、最も辛く、苦しき者なり。

薬の治療も、手術の治療も、全て無駄なり、無意味なり。なぜとあらば、

そはみな、表面、外面だけを繕うものなれ。たとえ薬に、症状治まり、

元気に見えても、そは偽り。仮の健康、うわべの元気。時経ちぬれば、再び

元の、暗き悲しき心に戻らん。  

 

 

(心の病気の方に、元気を出せとことばで励ましても、逆効果とも聞きますが)

さなり。心に病のある者は、己を失い、捨てし者なり。捨てし心と魂なれば、

ことばの励まし、慰めも、無益無用の、意味なきことば。いかに己を取り戻し、

再び心を再生させるか。そもまた因縁、神とのご縁。神を信じる、信じぬも、

全てその者、宿命なれば。前世積みし罪汚れを、よくよく浄めて、祓わざれば、

容易に神との縁は結べず。神との縁を自ら絶ちて、自ら離れる宿命なるらん。

なれど神は救いたし。さなる心の病の者にも、目覚め気付きを与えたし。

なれば、周囲の者たち、救いてやれよ。助けてやれよ。守りてやれよ。

そもまた周囲の者にとりての、尊き行なり、功徳なるらん。心の病の救われぬ者、

周囲に捨てられ、忘れられし者。全て縁なり、神のご意図よ。神の禊(みそ)ぎは、

その者のみを、気付かせ悟らすためにはあらず。周りの者にも、気付きを与え、

さらに心を高めさすため。なれば心の高き者、神の仕組みを喜ぶ者なら、

神を手伝う機会にあれば、さらに勇みて神を助けよ。一人の命を救う者なら、

必ず広がり、増えてゆきなん。始めは一人、二人にても、必ず人の輪広がりて、

さらに十人、百人となる。それこそ神の望みにあれば、周りに病の者あらば、

神との縁と結ぶ手伝い、後は委ねよ、神の心に。神にはなせぬ、直接に、

人との縁を自ら結ぶは。なれば気付きし人が頼りよ。神の求むる み役の者

たち。神のご意図をよく読み取りて、神の仕組みをさらに進めよ。  

 

 

心高まり、清まりゆかば、機会も増えなん。集まりなん。たとえご縁を結べず

とも、たとえ病は癒せぬとも、さは表面のみの結果なり。結果に囚われ、

恐るるなかれ。結果は神のご意図に任せよ。人間一人の行ならば、人間世界の

目に映らず、失敗徒労に映るとも、神の世界の審判には、尊く高き行いとなる

なればさらにも手伝いてゆけ。心の病、体の病、たとえ見えねど、病人多し。

全てが病人、けが人ならずや。心の汚れは全ての者の、心にあるらん、溜まりて

おらん。なれど行にて消してゆき、浄めてゆくのが務めならずや。なれば人知に

健康正常、そに惑わさるな。だまさるな。全てが病を秘め持つ者なり。なれど

癒すも能(あた)うものなり。人への優しさ、神への感謝、それのみあらば、

病は癒えん。心の病も、体の病も。  

 

 

病気というは、医学のことば。神にはあらず、全ての病。病と見えるも、禊ぎに

あれば、感謝の心で治してゆけよ。薬や手術で、ごまかすなかれ。かえりて

汚れを深めゆくなり。汚れのあるさえ、わからずなりなん。神へのご縁を深めて

ゆかば、病の時にも、その意味を知り、そに耐え抜くの力も湧きなん。

励まし、慰め、そもまた大事。病の者の近くにある者、尊き禊ぎの機会と知れよ。

努力し、神との縁を強めよ。

 

 

 

神の声を伝える人
ひふみともこさん著書  「続神誥記」より抜粋
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