「真理の御霊」

最後の審判(次元上昇)を超えるために1999年からひふみともこさんに下ろされている神示をお伝えします

神から人へ ◎人間自身の立て替え直しについて◎

 

神から人へ。人から神へ。教えて残し、伝えて広げ、神の願いを、祈りを、

声を、人に託して、改悛待たん。真の人の目覚めを待たん。目覚め気づきて

変わるを待たん。人の世界の今日までの、永き苦労と困難の道。なれど、

かくまで荒れぬれば、今はや待てぬ。時の迫れり。人間自身の立て替え直し。

神の手助け、頼るなよ。自ら立て替え、改めよ。人の真の努力と精進。

精神高めて自ら禊(みそ)げよ。精神頽廃(たいはい)、文明堕落。狂乱、騒擾

(そうじょう)、汚染、壊滅。今必定の、地球の終末。今を悔い詫び、改悛せずば、

この世に残す何物も無し。一度神の怒りに触れなば、この世を消して、無くすも

容易。なれど、あやまち繰り返し、未来永劫、向上なくば、創りても無駄。

生かすも徒労。なれば最期の警告、通告。よく耳済まし、聞きとれよ。素直に、

謙虚に、正確に。あやまち誤解し、早まるなかれ。神の望まぬことはすなよ。

ただに従い導かれよ。他の欲望、雑念入れるな。愚かなまでの素直さにて、

赤子と同じな無垢なる心で、神を信じて預けゆけ。余計な心配、取り越し苦労、

人知の浅慮(せんりょ)は、弊害ばかり。かえりて浄化を防ぐるのみ。なれば

早くに心を入れ替え、さらなる昇華(しょうげ)を目指しゆけよ。ただに任せゆき、

ゆだねゆき、従い、付いて来よ。さにて本日何を問うや。

 

 

(今、罪悪心とか、責任感、自責の念というものが、衰えているように思われ

ます。無気力に、全く意欲を失った人たちを、救ってゆけるものでしょうか)

そもまた難し。答え難し。人それぞれに、荒(すさ)みし心。希望も光も失いて、

方向無くせし船の舵。行くべき方に何も見えず。何を目指して生くべきか。

誰を敬(うやま)い信ずるべきか。今のこの世の悲しき状況。嘆くのみには何も

生まれず。なれば少しの辛抱持てよ。今より悪くなることはなし。今が最も

低き時代と、あきらめ、無心に努力捧げよ。なれば救えぬ魂も、今の位置より

這い上がり、心に微かの希望も生まれん。なれど自ら救えぬ者は、いくら励まし、

奇跡を見せど、たゆみし心に張りは戻らず。倦(う)みし心にむちを当て、

かえりて倒れん、老馬の如く。責任感も忘れ果て、生きる価値すら見いだせぬ。

さなる魂、腐りぬれば、光も届かず、伝わらぬ。

 

 

神の光のその前に、人は人とし、助け合えよ。まずは人の優しさ温もり。

その後、神との出会いを助けよ。ふさぎし耳にいくら呼びかけ、慰め与えど、

そは性急なり。神の御声を聞くまでは、 精進昇華が必要なれば。なればこそ

なり、手伝えよ。人には人にしかなせぬ業(わざ)あり。神の光の届かぬ者を、

神の前まで導きて、素直に神と対峙させ、神の光を浴びさせよ。一度気付き

立ち直りなば、人の浄化は勢い増して、必ず救われ、昇華せん。希望も生まれ、

意欲も湧きて、心のゆとりを取り戻さん。さなる段階、次元までは、

人のなすべき救いなれば、見捨てず、癒し、安らげてやれ。凍(い)てし心に

ぬくもり与えよ。そよ風の如、和ませてやれ。降る雨の如、慈雨の如、渇きし

心に潤いを、命の息吹を甦らせよ。さなる手伝い、誠のこもれる、誠心誠意の

手伝いを、神は喜び慈(いつくし)まん。一人二人の努力にても、神には、

千人万人の如。嬉しく尊くありがたく。さなる神の御心を、悟りてくれよ。

気付きてくれよ。なれど、神のみ思うになく、救うべき人、隣人に、神の光を

当ててゆけよ。ことばを広げて、知らせてくれよ。遍(あまね)く伝えて、

残してくれよ。今緊急の、最期の時なり。あわてず、なれど、急ぎてくれよ。

 

 

 (人の心の弱さについて、お教えください)

人の心は弱きもの。常に変わりて、動き移ろう。儚く壊れ、脆(もろ)く

崩れん。なれど心は育ちゆくもの。多くの苦難や、困難の末、心は強くも、

鍛(きた)えられん。なれど多くの人の心は、多少の困難、苦労の前に、

闘いやめて、易きに流れ、努力怠り、禊(みそ)ぎを嫌う。神の鍛えも無に

なして、神の声にも耳ふさぎ、神の光も拒(こば)まんと、人の心に価値ある

物質、栄耀栄華(えいようえいが)や、権利欲、目の見え映る、目の前の、

虚しき富にすがらんとする。真の富を求めよ、人よ。己の心を鍛えるため

には、易く手に入る金銭よりも、消えぬ富こそ、尊からずや。

心を戒(いまし)め、諌(いさ)める努力も、欲を抑えるのみには不足。欲を

抑える、そは苦行。楽しみ、幸を尊びて、さらに進歩をこそ目指せ。 

 

 

心の豊かさ、真の富は、貧しき心に備わらず。人を愛して、恵みを広げ、

人の幸い祈る心は、貧しき心に適(かなわ)ぬ位相。心の喜び、輝きこそが、

人の真の富ならば、そを増やし、育てよ。なれど容易に育たぬ、そもまた

事実。人のこの世のならいなれ、心を強める、そのためには、努力と辛抱、

忍耐、要す。ただいたずらに求めるなかれよ、苦悩、懊悩、悲惨、困難。

心を豊かに満たすことこそ、心の行なり、務めなり。今再びに甦らせよ。

己の心の奥の光を。眠し神は待ちておらるる。心の富とは、人の心で、

人間努力のそれのみにては、適わぬ、尊き賜りものなれ、まずは神へと、

ゆだね、預けよ。さにて得られし、平安こそが、心の富の素となるらん。

 

 

心の弱さは無くならぬもの。なれば出さずに、しまわばよからん。心の貧しさ、

卑しさは、隠して隠せぬものなれど、心の弱さは、人間ならば、全てが持つもの。

闘い続けよ。貧しさ、低さは、人をねたみ、恨み、憎むの営(いとな)みなれど、

心の弱さは、哀しさ、寂しさ、孤独に陥るやむなき働き。あるいはまた、

努力を嫌うも、弱さの証(あかし)。神の鍛えに耐えゆきなば、必ずそれぞれ、

昇華して、優しさ、豊かさ、富は増しなん。心の豊かさ、それのみあらば、

弱さ、低さも、補われん。低さ卑しさ、無くすことより、豊かさ、富こそ

増やしてゆけよ。己の弱さを、責めるより、己の尊さ、清さを愛せよ。

 

 

神に分けられ、授けられし、己の御霊(みたま)を大切にせよ。神と共なる行

(ぎょう)なれば、何も恐れず、憂うるなかれ。かえりて苦しきときほどに、

神に救いを求めばよけれ。心がくじけ、悲しきときこそ、神の慈愛を思い出せよ。

人間一人の行にはあらず。全てに神あり、御心あり。神の慈愛を受けるほどに、

鍛えらるるを歓べ、人よ。人間心の悲しみ、苦しみ、神は知るなり、見通すなり。

神の心を喜ばせよ。神の心を輝かせよ。神に淋しき心はあらず。常に喜び、

希望にあふれん。辛き時こそ、神を思えよ。悲しき時こそ、神を求めよ。さにて

神への帰依を強めて、人間心の成長待たん。

 

 

 

の声を伝える人
ひふみともこさん著書  「神誥記」「続神誥記」より抜粋
ひふみともこさんHP
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